断る練習
こんにちは、メンバーのTです。最近のマイブームは「地獄の吹き戻し」(いわゆるピーヒャラと呼ばれるおもちゃ)です。地道な肺活量トレーニングの成果(?)で、近頃は10個以上の「頭」を同時に吹き伸ばせるようになりました。ため息つくぐらいなら、その呼吸で吹き戻しピーヒャラしたほうがよっぽど楽しいですよ! おすすめです。
さて、アステップのプログラムでは、職場でのコミュニケーションを想定して、ロールプレイをすることがあります。これはひとりではできないので、貴重な練習機会です。
以前、こんなロールプレイをしたことがありました。
【上司から頼まれたことを断る】がテーマです。
1.「本当はNoと言いたいのに断れない人の答え方」
2.「攻撃的にNoと言う断り方」
3.「相手を傷つけず、自分もつらくならない、上手な断り方」
それぞれが上司役、本人役を交替で演じ、各パターンのセリフを声に出して言います。
1の演技は難しくありません。セリフが一番短いからです。「はい……」と言うだけです。
実際、会話では「言いやすいセリフ」を言ってしまいがちですよね。たとえばカフェやレストランで注文するとき、読み方が分からないメニューや発音が難しいメニューを避けてしまう……という経験ありませんか? 私も一時期、発音しやすいメニューばかり頼んでいたら、「それ好きなんだと思ってた」と誤解されていたことがありました。
「この仕事できる?」「これも暇なときやっといてくれる?」「今日残業してくれる?」と言われたとき、カドを立てないように断るのは難しいものです。「はい、分かりました」と言ってしまえば、その瞬間は楽です。でも、あとのことを考えると……。本当に引き受けて大丈夫でしょうか? 無理を重ねて、体調を崩さないでしょうか?
「残業好きなんだと思ってたよ!」なんて言われたら……どうでしょう?
2の「攻撃的な断り方」は意外と難しく、苦戦する人が多いようです。NGな例の演技なのですから、思いっきり攻撃的になってよいのですが、実際にロールプレイしてみると、
「今日残業いい?」「……すみません……」と気弱になってしまったり、
「今日残業いい?」「あ……はい……」と思わずOKの返事をしてしまったり、なかなかうまくいかないこともあります。
が、気の弱いタイプの人は、ここで思い切って「いやでーーす!!」「無理に決まってるでしょ!?」というふうに感情的なNoを言うパターンを練習しておくと、「そうだ、私は断固Noと言うんだ」と自分の中で強い気持ちが持てるので、3の「上手な断り方」につなげやすくなります。
3の答え方は一番理想とされる答え方です。「クッション言葉」、「Noの意思表示」、「理由」、さらに場合によっては「代替案」を組み合わせた、高度なセリフ回しになります。これがさらりと言えれば苦労はありませんが、なかなか難しいですね。少しずつ練習していきましょう!
アステップの日常の中にも、練習するチャンスはあります。
たとえば、「今日だけ〇〇の実習行ってくれる?」「この荷物持って降りてくれる?」「お客さんにお茶出し頼める?」と言われたら……。何事も訓練なので基本的には引き受けるのが望ましいですが、正当な理由があればもちろん断ることができます。(何が正当な理由にあたるのかはケースバイケースですが……)
また、他のメンバーやスタッフの受け答えを見聞きしていると、「なるほど、そういうふうに言えばいいんだな」と参考になることもありますよ!
さて、アステップのプログラムでは、職場でのコミュニケーションを想定して、ロールプレイをすることがあります。これはひとりではできないので、貴重な練習機会です。
以前、こんなロールプレイをしたことがありました。
【上司から頼まれたことを断る】がテーマです。
1.「本当はNoと言いたいのに断れない人の答え方」
2.「攻撃的にNoと言う断り方」
3.「相手を傷つけず、自分もつらくならない、上手な断り方」
それぞれが上司役、本人役を交替で演じ、各パターンのセリフを声に出して言います。
1の演技は難しくありません。セリフが一番短いからです。「はい……」と言うだけです。
実際、会話では「言いやすいセリフ」を言ってしまいがちですよね。たとえばカフェやレストランで注文するとき、読み方が分からないメニューや発音が難しいメニューを避けてしまう……という経験ありませんか? 私も一時期、発音しやすいメニューばかり頼んでいたら、「それ好きなんだと思ってた」と誤解されていたことがありました。
「この仕事できる?」「これも暇なときやっといてくれる?」「今日残業してくれる?」と言われたとき、カドを立てないように断るのは難しいものです。「はい、分かりました」と言ってしまえば、その瞬間は楽です。でも、あとのことを考えると……。本当に引き受けて大丈夫でしょうか? 無理を重ねて、体調を崩さないでしょうか?
「残業好きなんだと思ってたよ!」なんて言われたら……どうでしょう?
2の「攻撃的な断り方」は意外と難しく、苦戦する人が多いようです。NGな例の演技なのですから、思いっきり攻撃的になってよいのですが、実際にロールプレイしてみると、
「今日残業いい?」「……すみません……」と気弱になってしまったり、
「今日残業いい?」「あ……はい……」と思わずOKの返事をしてしまったり、なかなかうまくいかないこともあります。
が、気の弱いタイプの人は、ここで思い切って「いやでーーす!!」「無理に決まってるでしょ!?」というふうに感情的なNoを言うパターンを練習しておくと、「そうだ、私は断固Noと言うんだ」と自分の中で強い気持ちが持てるので、3の「上手な断り方」につなげやすくなります。
3の答え方は一番理想とされる答え方です。「クッション言葉」、「Noの意思表示」、「理由」、さらに場合によっては「代替案」を組み合わせた、高度なセリフ回しになります。これがさらりと言えれば苦労はありませんが、なかなか難しいですね。少しずつ練習していきましょう!
アステップの日常の中にも、練習するチャンスはあります。
たとえば、「今日だけ〇〇の実習行ってくれる?」「この荷物持って降りてくれる?」「お客さんにお茶出し頼める?」と言われたら……。何事も訓練なので基本的には引き受けるのが望ましいですが、正当な理由があればもちろん断ることができます。(何が正当な理由にあたるのかはケースバイケースですが……)
また、他のメンバーやスタッフの受け答えを見聞きしていると、「なるほど、そういうふうに言えばいいんだな」と参考になることもありますよ!
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