正義中毒に陥っていませんか?
こんにちは、アステップむろまちメンバーYです。今日は先日自分研究のプログラムで勉強した「正義中毒」についてご紹介したいと思います。いつもの自分研究とは少し趣の異なる社会派なプログラムで印象的でした。幸いプログラム出席者の中にはこういった経験のある人はいませんでしたが、いつか被害を受けてしまう可能性もあるので皆さん真剣にプログラムに取り組んでいたように思います。
正義中毒とは、相手の過失に強い怒りを感じ、完膚なきまでに叩きのめさずにはいられないという一種の依存症状です。SNS上で「炎上」や「不謹慎狩り」としてよく見られる現象ですが、特にコロナウイルスが蔓延し始めてから社会問題として表面化してきた感があります。あの人は間違っている、許せない!だとか、自分の集団の外をバカだと簡単にレッテルを貼ってしまう、そんなことをやってしまっていませんか?

こういった行動に出てしまうのは脳科学的にも理由が明らかになっていて、脳は他人に「正義の制裁」を加える時、悦びを感じるようにできているそうです。アルコールやギャンブルの依存症とほとんど同じだとか。またこの攻撃は、集団の一体感を高め集団を守るための本能的な行動であるともされています。正義中毒に陥っている人は、誰かを叩くのは「世のため人のため」だと考えているのです。また、日常の人間関係であっても、相手の過ちや不得意なことを責め続ける人や子供を虐待する親の行動にも関係している場合があるそうです。昔からの人間の習性だということですが、現代社会においては克服しなければならない大きな問題ですね。
本能を克服しようというのは簡単なことではありません。ではどうすればいいのか。2つの解決法が紹介されました。1つは「メタ認知」を鍛えることです。認知行動療法でもお馴染みの手法だと思いますが、どんな時に「許せない!」という感情が湧いてしまうのか自分で認識する癖をつけて、自分を客観視することです。「もう一人の自分」を自分の中に作って、距離を置いて怒りの感情を眺めるといった感じでしょうか。一旦落ち着ける効果もありますね。
もう1つは若々しい脳を保つこと。正義中毒は脳の前頭前野の衰えとも関係があるようです。脳トレ、新しい経験をする、広い視野で考える、過度なストレスを避け余裕を保つ、オメガ3脂肪酸を摂取するといった対策を取りましょう。
もし日本が本当に正義中毒を克服できたら、素晴らしい社会になるだろうなと思いました。気を付けていきましょう!
正義中毒とは、相手の過失に強い怒りを感じ、完膚なきまでに叩きのめさずにはいられないという一種の依存症状です。SNS上で「炎上」や「不謹慎狩り」としてよく見られる現象ですが、特にコロナウイルスが蔓延し始めてから社会問題として表面化してきた感があります。あの人は間違っている、許せない!だとか、自分の集団の外をバカだと簡単にレッテルを貼ってしまう、そんなことをやってしまっていませんか?

こういった行動に出てしまうのは脳科学的にも理由が明らかになっていて、脳は他人に「正義の制裁」を加える時、悦びを感じるようにできているそうです。アルコールやギャンブルの依存症とほとんど同じだとか。またこの攻撃は、集団の一体感を高め集団を守るための本能的な行動であるともされています。正義中毒に陥っている人は、誰かを叩くのは「世のため人のため」だと考えているのです。また、日常の人間関係であっても、相手の過ちや不得意なことを責め続ける人や子供を虐待する親の行動にも関係している場合があるそうです。昔からの人間の習性だということですが、現代社会においては克服しなければならない大きな問題ですね。
本能を克服しようというのは簡単なことではありません。ではどうすればいいのか。2つの解決法が紹介されました。1つは「メタ認知」を鍛えることです。認知行動療法でもお馴染みの手法だと思いますが、どんな時に「許せない!」という感情が湧いてしまうのか自分で認識する癖をつけて、自分を客観視することです。「もう一人の自分」を自分の中に作って、距離を置いて怒りの感情を眺めるといった感じでしょうか。一旦落ち着ける効果もありますね。
もう1つは若々しい脳を保つこと。正義中毒は脳の前頭前野の衰えとも関係があるようです。脳トレ、新しい経験をする、広い視野で考える、過度なストレスを避け余裕を保つ、オメガ3脂肪酸を摂取するといった対策を取りましょう。
もし日本が本当に正義中毒を克服できたら、素晴らしい社会になるだろうなと思いました。気を付けていきましょう!
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